裏金候補18勝28敗 丸川・下村氏ら落選 衆議院選挙2024
衆院選で注目された自民党派閥の裏金事件に関わった候補46人のうち、当選したのは萩生田光一氏(東京24区)、西村康稔氏(兵庫9区)ら18人で勝率は約4割だった。
丸川珠代氏(東京7区)、下村博文氏(東京11区)ら28人は落選した。終盤戦で自民が非公認候補の党支部に2000万円の活動費を支出した問題が発覚し、逆風が強まったことも影響したとみられる。
46人は全て小選挙区単独での立候補で、比例復活の可能性がない「背水の陣」で臨んだ。自民非公認となり無所属での出馬を余儀なくされたのは9人。公認を得たが比例代表との重複立候補を認められなかったのが34人。このほか3人が無所属で戦った。
非公認組で当選したのは萩生田、西村両氏と平沢勝栄氏(東京17区)の3人のみ。下村氏や高木毅氏(福井2区)ら6人は敗れた。自民は対立候補を立てず、野党候補が乱立した選挙区も目立ったが、有権者の厳しい審判を受けた格好だ。
公認組では松野博一氏(千葉3区)や稲田朋美氏(福井1区)ら14人が勝利。丸川氏や武田良太氏(福岡11区)、衛藤征士郎氏(大分2区)ら20人は劣勢を巻き返せず敗北した。
丸川珠代氏(東京7区)、下村博文氏(東京11区)ら28人は落選した。終盤戦で自民が非公認候補の党支部に2000万円の活動費を支出した問題が発覚し、逆風が強まったことも影響したとみられる。
46人は全て小選挙区単独での立候補で、比例復活の可能性がない「背水の陣」で臨んだ。自民非公認となり無所属での出馬を余儀なくされたのは9人。公認を得たが比例代表との重複立候補を認められなかったのが34人。このほか3人が無所属で戦った。
非公認組で当選したのは萩生田、西村両氏と平沢勝栄氏(東京17区)の3人のみ。下村氏や高木毅氏(福井2区)ら6人は敗れた。自民は対立候補を立てず、野党候補が乱立した選挙区も目立ったが、有権者の厳しい審判を受けた格好だ。
公認組では松野博一氏(千葉3区)や稲田朋美氏(福井1区)ら14人が勝利。丸川氏や武田良太氏(福岡11区)、衛藤征士郎氏(大分2区)ら20人は劣勢を巻き返せず敗北した。