099 ヤングケアラー支援 人員増やし相談対応を強化 北九州市 2023年10月5日 北九州市は現在、日常的に家族の介護や世話を担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」のための相談窓口を開設し、支援の充実に取り組んでいる。公明党市議団(岡本義之団長)の村上直樹、金子秀一の両議員はこのほど、窓口を訪れ、関係者から支援状況について話を聞いた。 ヤングケアラーの相談窓口は昨年5月、同市戸畑区にある「ウェルとばた」の2階に開設された。社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を持つ支援員が配置され、相談内容に応じて市の関係機関につなげている。また、支援員が学校など教育機関に訪問し、児童生徒の相談に応じたり、窓口を周知したりしている。 本年度から、非常勤の支援員を1人増やして相談対応に当たっており、市子育て支援部の中原尚子課長は「一人で抱え込まず、相談できる場があることを知ってほしい」と話す。 党市議団は、ヤングケアラーへの支援として、2020年9月議会から実態調査や相談窓口の開設などを市に提案していた。 匿名さん2023/10/10 07:59