398 >>15>>394 公明代表、習近平氏と会談実現せず 対中外交の難路映す 2023年11月23日 12:42 公明党の山口那津男代表は23日、2日間の訪中を終えて帰国した。中国共産党の最高指導部メンバーと政党間交流の再開を確認したものの、打診していた習近平国家主席との会談は実現しなかった。 中国が日本との対話継続へ舵を切るなかで、歴史的に関係が深い公明党の代表でも習氏に会えなかったことは対中外交の難しさを浮き彫りにする。 山口氏は日中平和友好条約の締結45年にあたる2023年に訪中して習氏と会談すべく働きかけていた。 具体的な日程を挙げて調整を試み、いったんは8月下旬に訪中するところまでは固まった。東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出に中国が反発して延期となった後も打診を続けた。 中国側が出してきたのは共産党序列5位の蔡奇政治局常務委員、王毅共産党政治局員兼外相らだった。岸田文雄首相から習氏あての親書は蔡氏に渡した。 匿名さん2023/11/23 23:116
399 >>398 公明党が習氏にこだわった背景には支持母体である創価学会と中国の関係がある。国交正常化する前の1968年、公明党創設者でもある池田大作会長(当時)が日中国交正常化を提唱した。 72年には公明党の竹入義勝委員長が訪中して周恩来首相と会った。その2カ月後、田中角栄、周両首相が日中共同声明に署名して国交が正常化した。池田氏自身も74年に周氏と会談した。中国は公明党を対日関係の重要なパイプと位置づけてきた。 山口氏は2009年の代表就任後、訪中するのは7回目となる。このうち17年までの4回は習氏と会った。沖縄県・尖閣諸島の国有化直後で日中関係が戦後最悪と言われた13年も会談は実現した。 与党の代表とはいえ政府のトップではない立場の人物と習氏が会うこと自体が珍しい。公明党が独自外交の力を示す意味があった。 一方で、公明党が自民党と連立を組み、中国が大国になるにつれて溝は広がった。自公両党の協議によって集団的自衛権の限定行使を認めた安全保障法制が成立した15年、中国共産党内では公明党への批判が強まった。 匿名さん2023/11/24 00:15
400 >>398 山口氏が17年に訪中した際、習氏との会談は短時間だった。18年以降の訪中では会談が実現していない。 23日に会談した王氏は日本の防衛力強化について「中国への特別な見方」があると懸念を示した。山口氏は「日本の世論は国際社会の動きを映す鏡だ。国民感情を友好的なものに変える双方の努力が重要だ」と指摘した。 今回会った蔡氏は先の米中首脳会談や日中首脳会談にも同席した習氏最側近の一人だ。前回の訪中である19年の相手は最高指導部メンバーでない宋濤中央対外連絡部長だったため、格上げになったとはいえる。 蔡氏は中国共産党の中央弁公庁主任で、日本の官房長官に近いポジションにいる。習氏の秘書役でもあり、山口氏は「(意見を)国家主席に最も届けやすい人だ。実質的な対話のつながりが期待できる」と強調した。 蔡氏らとは日中首脳会談で確認した「戦略的互恵関係」の推進に取り組むと確認した。自民、公明両党と中国共産党の幹部が相互に往来する「日中与党交流協議会」の再開に向けて調整する。 匿名さん2023/11/24 00:32
402 >>398 中国は経済減速の懸念を抱え、外相と国防相が失脚するなど内政に揺らぎがみえる。24年1月の台湾総統選をにらんで直近は対外関係の安定に動いており、習氏は米国や日本、オーストラリアなどと相次いで首脳会談をした。 山口氏もこの流れに沿って習氏との会談を探った。公明党訪中団の一人は「中国側からは周辺国との『協調』という言葉が目立った。国際的に孤立を感じているのだろう」と分析する。 両国間で問題が生じた際、政府とは別のチャネルを持っていれば対話を通した解決を探りやすくなる。偶発的な衝突が起きるリスクは常にある。 中国が対話に前向きでいる間に重層的な関係をつくることが危機管理には不可欠となる。今回の訪中は中国で絶対的な権力を握る習氏と会うハードルの高さとともに、代替手段として習氏に直結するパイプを作る重要性を示した。 匿名さん2023/11/24 00:49
403 >>398 公明・山口代表が中国・王毅外相と会談 「処理水」について議論 山口代表「共通の道を見出すことは可能」(2023年11月23日) 公明党の山口代表は、中国で王毅政治局員兼外相と会談し、日本産水産物の中国による輸入規制について「共通の道を見出すことは可能」との認識を示しました。 王毅 政治局員兼外相「今年は中日平和友好条約締結45周年にあたり、これまでの基盤の上で前に進むという重要な年にあたります」 公明党の山口代表はきょう午前、中国の王毅外相とおよそ1時間にわたって会談。この中で山口代表は福島第一原発の処理水放出に対し、中国側が行っている日本産水産物の輸入規制について解除を求めました。一方、王毅外相は処理水について「中国として独自にモニタリングできる機会を作ってほしい」との要請をしたということです。会談後、山口代表は次のような認識を示しました。 公明党 山口那津男 代表「科学的な見地から、これからの在り方について共通の道を見出していくことが重要であり、またそれは可能である」 匿名さん2023/11/24 08:32
404 >>398 公明の「親中路線」曲がり角…接近し過ぎれば「宣伝に利用される」批判も 11/23(木) 15:35 公明党の山口代表は22日からの中国訪問を通じ、党が長年築いた「対中パイプ」を生かし、存在感の発揮につなげたい考えだ。ただ、公明が維持してきた対中重視路線は、中国の覇権主義的な動きを背景に、曲がり角を迎えている。 「日中関係をさらに発展できるよう努めていきたい」 山口氏は、中国共産党の蔡奇中央書記局書記との会談後、記者団にこう語った。日中関係の改善に意欲を示したものだ。中国側も歓迎している。中国外務省の毛寧副報道局長は21日の記者会見で、「意思疎通や交流を通じた中日関係の改善や発展を望む」と期待した。中国にとっても対中関係を重視する山口氏との関係は「最低限、維持しておく必要があるルート」(日中関係筋)とされる。 匿名さん2023/11/24 08:581
418 >>398 山口公明党代表の物足りぬ訪中、パンダ外交の手土産付いただけ 2023年11月24日7時58分 創価学会名誉会長・池田大作をしのぶ「創価学会葬」が23日、都内で行われた。だが公明党代表・山口那津男は北京にいるため出席できない。22日からの訪中では中国最高指導部内の序列NO・5、蔡奇共産党政治局常務委員と会談した。蔡は先の米中首脳会談でも国家主席・習近平、王毅外相とともに首脳会談に同席した大物。ここでは仙台市長・郡和子から託された親書を渡し、仙台市にジャイアントパンダを貸与するよう要請した。蔡は「意思疎通を深めてお互いに前に進んでいこう」と応じた。 山口は原発の処理水の海洋放出に反対し、日本産の水産物の輸入規制を続ける中国の解除を求めた。また23日には、王毅と北京の人民大会堂で会談。ここでも輸入規制解除の話題となり、王は「中国が独自に(海水や魚類を)モニタリングできる機会を作ってほしい」と提案した。また中国で相次ぐ日本人拘束について、拘束理由の透明性などを要求した。 匿名さん2023/11/26 23:57