756 自公の関係の影響は? 協力破綻から初の首長選 東京・立川市長選27日告示 事実上の三つどもえの戦い 2023年8月26日 06時00分 東京・多摩地域の中心都市のリーダーを選ぶ立川市長選が27日、告示される。東京で、公明党と自民党の選挙協力が破綻状態となってから初めての首長選には自民の都議が名乗りを挙げ、公明の対応に注目が集まっている。両党の党首は東京での選挙協力復活に向けて協議していくことで合意したが関係修復は一気には進まない。来月3日の投開票に向け、各陣営にはさまざまな思惑が交錯する。 ■自民と公明の選挙協力 衆院小選挙区の定数「10増10減」に伴って新設される東京28区(練馬区東部)への擁立を自民が認めなかったことに、公明が反発。5月、東京での自民との選挙協力を解消する方針を決定した。その後、自公は東京以外の小選挙区で相互推薦することで合意した。 「(公明党の支援を)いただけるということではなく、いただきたい。長い間に培ってきた友情は決して失われないと信じている」 8月初旬の出馬会見で、都議会自民前総務会長の清水孝治さん(57)は、厳しい表情で語った。 匿名さん2023/08/27 11:118
757 >>756 自公は衆院小選挙区の候補者調整を巡って対立。公明の石井啓一幹事長は5月、「東京における自公の信頼関係は地に落ちた」と述べ、都内での選挙協力をすべて解消することを表明した。 清水さんの陣営は「自公の協力なしに当選はあり得ない」と踏む。会見での発言は公明への関係修復のアピールだったが、反応はつれない。陣営が目指した市議レベルでの自公の政策協議すら実現できなかった。公明は今月24日、市長選の「自主投票」を決めた。 4年前の前回市長選では自公が推薦する現職が、立憲民主、共産などが支持した酒井大史さん(55)を257票差で破った。当時を知る関係者は「劣勢だったが、選挙終盤に公明が本格的に支援に動いた」と振り返る。 21年の都議選は、自民公認の清水さんが公明の推薦を受け、立民公認の酒井さんと戦った。定数2でともに当選を果たしたが、清水さんは酒井さんに163票届かなかった。 今回の市長選は、またも清水さんと、現在は都議会の立民団長を務める酒井さんが対決する。これに、地域政党・都民ファーストの会が推薦する市議の伊藤大輔さん(48)が割って入り、事実上の三つどもえの戦い。 匿名さん2023/08/27 11:48
758 >>756>>753 ⭕公明は、昨年7月の参院選比例代表で立川市で9380票を獲得した。その行方が鍵を握る。 両党幹部からは東京での関係修復を模索する発言が相次いでいる。自民の茂木敏充幹事長は22日の記者会見で「東京も含めてさらなる協力関係の強化を図りたい」と強調。24日は岸田文雄首相と山口那津男代表が、党首間で解決策を策定する方針を確認した。 清水さんの陣営からは「ようやく雪解け」と歓迎の声が聞かれたが、関係者は「市長選には党本部の決定は間に合わない」と楽観はしていない。酒井さん陣営の関係者も「あくまでも衆院選を見据えた動き」と分析し、候補者自身も「公明の政策との親和性は高い」と秋波を送る。一方、少子高齢化を受けた住民サービスの在り方など行政の課題は山積している。自公の関係ばかりが注目されることに、ある市議は「ドタバタに巻き込まれてしまった」と政策論争が停滞することを心配した。 匿名さん2023/08/27 19:05
787 >>756 立川市長選は公明「自主投票」のまま 2023年8月31日 21時46分 公明党の山口那津男代表は31日、東京都立川市長選(9月3日投開票)で自主投票とした党の対応について「変更はない」と述べた。官邸で記者団の取材に答えた。自民、公明両党は次期衆院選を巡り、都内の選挙協力を復活させることで大筋合意したが、終盤を迎えた立川市長選では、自民の推薦候補に対する公式な支援を見送る。 立川市長選は、公明が5月、自民に東京の衆院小選挙区での協力解消を伝えてから初めて都内で行われる首長選。前回市長選は自公が現職を推薦し、野党系候補に僅差で勝った。 今回も自民内には公明の支援への期待があったが、都内での自公両党の関係悪化を背景に、公明は8月24日、自主投票を発表した。公明関係者は「自公関係が回復に向かっているとはいえ、前回のように一枚岩で戦えるかは分からない」と指摘した。 国会では与党に協力的な立ち位置を取ることもある日本維新の会も、市長選の対応は自主投票とした。維新幹部は「複数の陣営から支援を求める動きがあったが、他党の色が強いことや改革の姿勢などで決め手に欠けた」と語った。 匿名さん2023/09/01 08:15
806 >>756 立川市長選挙 投票率は37.15% 前回を2.41ポイント上回る 2023年9月3日 20時57分 立川市長選の投票は3日午後8時に締め切られた。市選挙管理委員会によると、不在者投票者数と期日前投票者数を含む確定投票率は37.15%で前回を2.41ポイント上回った。 当日有権者数は15万2938人。開票作業は午後9時から柴崎体育館で行われる。 立候補しているのは、いずれも無所属新人の元市議伊藤大輔さん(48)=都民ファーストの会、国民民主推薦、元都議酒井大史さん(55)、元都議清水孝治さん(57)=自民推薦、動画配信番組記者金村誠さん(48)、企業研修会社経営野口園子さん(54)の5人。各候補は、新たなかじ取り役を目指し、子育ての充実やまちづくりの推進などを公約に掲げて舌戦を繰り広げた。 同市長選の投票率は最近低迷している。前々回(2015年)の投票率は29.2%で過去最低。前回(2019年)はそれを上回ったものの、34.74%と40%に届かなかった。 匿名さん2023/09/03 21:43
808 >>756 前・立憲都議が三つどもえを制し初当選 立川市長選、公明は自主投票 2023/9/3 22:36 東京都立川市長選が3日投開票され、無所属新顔で前都議会立憲民主党団長の酒井大史氏(55)が、他の無所属新顔4人を破り、初当選を決めた。4期目の現職が今期限りで退任し、16年ぶりに新しいリーダーが市政のかじ取り役を担う。 当日有権者数は15万2938人。投票率は37・15%(前回34・74%)だった。 いずれも市内に一定の支持基盤がある、酒井氏、前都議会自民党総務会長の清水孝治氏(57)=自民推薦=、前立川市議の伊藤大輔氏(48)=国民民主党、都民ファーストの会推薦=による事実上の三つどもえの争いとなった。 匿名さん2023/09/03 23:56
809 >>756 立川市長選挙 自民推薦・清水さん敗れる 自公協力が破綻状態で「まな板の上の鯉だった」 2023年9月3日 23時53分 清水さんは当初から旗色が悪かった。自民党内の候補者擁立が難航した上、5月には衆院選の候補者調整を巡って自公が対立。立川市長選は自公の選挙協力が破綻状態で迎える初の都内首長選となった。 清水さんは出馬会見で「長い間に培ってきた友情は決して失われないと信じている」と語ったが、公明の反応はつれないままで自主投票を決定。8月末には岸田首相(自民党総裁)と公明党の山口代表が次期衆院選に向けて東京での選挙協力を復活させると大筋で合意。これを受けて選挙戦最終版には公明の一部が支援に動き巻き返しを図ったものの、支持層全体に浸透するには時間が足りなかった。 清水さんの陣営幹部が悔しそうにこぼした。「生きるも死ぬも公明次第。まるで、まな板の上の鯉だった」 敗戦が決まった清水さんは「公明党支持者の皆さんも(票を)入れてくれたと信じている」と言いながらも、落選の結果に「最初から自公で協力し合いながら時間をかけて選挙運動ができればそれにこしたことはなかった」と残念がった。 匿名さん2023/09/04 08:36
814 >>756 「わが党の姿勢変えるに至らず」東京・立川市長選の自民候補敗北、自主投票だった公明代表語る 2023年09月04日19時57分 公明党の山口那津男代表は4日、国会内で取材に応じ、3日に投開票された東京・立川市長選で、公明党が自主投票となる中、自民推薦候補が、元立憲民主党都議の候補に敗れたことに対する感想を問われた。 この日、自民、公明両党は、岸田文雄首相と山口氏が両党の幹事長をまじえて会談し、公明が「解消」を突きつけていた次期衆院選での東京での選挙協力を復活させることで合意し、合意文書に署名した。これに先立ち、先月末には協力関係を復活させることで大筋合意していたが、立川市長選の結果には反映されなかった。 山口氏は「立川市長選はすでに(党の)東京都本部で自主投票と決めていた。(選挙協力復活の)大筋合意は、マイナスにはならなかったと思うが、プラスになる部分は、時間的な制約があったと思うし、基本的な、わが党の姿勢を(投開票前に)変えるには至らなかったということ」と述べた。 匿名さん2023/09/05 08:08
848 >>840 だが、合意文書を交わしても、公明側の遺恨が消えたとは言い難い。29区以外の小選挙区での自民候補への推薦に関し、山口氏は4日、記者団に️⭕️「原則として推薦するという報道も見られたが、そうではない。個別の事情を踏まえてだ」とあえて強調してみせた。 両党間の亀裂の影響もあって、3日投開票の立川市長選では自民の推薦候補が公明の推薦を得られず、約1500票差で敗北した。>>756 公明関係者は、両党の今後の関係について「互いの反省と歩み寄りがなければ、しこりは消えないだろう」と指摘する。 また、次々回衆院選で公明の️⭕️2議席目確保を共通目標とした合意は新たな火種となりかねない。現時点で都内に自民の空白区はなく、選挙区を譲ることになれば自民の地元組織の反発は必至。「約束」が本当に守られるのか定かではない。 首相は会談で「政治の安定のため、協力関係をさらに進めたい」と表明したが、山口氏は会談後、記者団にこう語った。「信頼関係を崩すのは一瞬だが、構築していくのは死に物狂いの努力が必要だ」 匿名さん2023/09/09 22:24