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>>719
だが、この勢いを県内では生かし切れていないのが実情だ。衆院選では小選挙区に候補者を擁立できなかった。県内での比例選の得票は、2021年の前回選の2倍以上にあたる約7万6000票に伸びたものの、本県を含む比例選北関東ブロックの名簿登載者が不足し、公職選挙法の規定によって1議席が他党に回る事態となった>>526。名簿登載者に本県関係者はいなかった。舟山氏は「栃木から(候補者が)出ていれば、という思いもある。せっかくの期待を形にできず大変申し訳ない」と述べた。
背景の一つに、地方組織の弱さがある。県連には国会議員や県議は一人もおらず、市町議員も日光市の2人、宇都宮、栃木、小山、那須塩原の各市と壬生町に1人ずつの計7人にとどまっている。同じ民主党を源流とする立憲民主党の県連が国会議員2人、県議4人、市町議13人を擁するのと比べて少ない。こうした地方組織の 脆弱さが国政選での候補者のなり手不足に直結しているとの指摘がある。
焦点は参院選への対応だ。本県は、全体の勝敗を左右するとされる、改選定数1の「1人区」の一つ。国民民主県連は独自候補者擁立に向け、公募を行っている。
だが、この勢いを県内では生かし切れていないのが実情だ。衆院選では小選挙区に候補者を擁立できなかった。県内での比例選の得票は、2021年の前回選の2倍以上にあたる約7万6000票に伸びたものの、本県を含む比例選北関東ブロックの名簿登載者が不足し、公職選挙法の規定によって1議席が他党に回る事態となった>>526。名簿登載者に本県関係者はいなかった。舟山氏は「栃木から(候補者が)出ていれば、という思いもある。せっかくの期待を形にできず大変申し訳ない」と述べた。
背景の一つに、地方組織の弱さがある。県連には国会議員や県議は一人もおらず、市町議員も日光市の2人、宇都宮、栃木、小山、那須塩原の各市と壬生町に1人ずつの計7人にとどまっている。同じ民主党を源流とする立憲民主党の県連が国会議員2人、県議4人、市町議13人を擁するのと比べて少ない。こうした地方組織の 脆弱さが国政選での候補者のなり手不足に直結しているとの指摘がある。
焦点は参院選への対応だ。本県は、全体の勝敗を左右するとされる、改選定数1の「1人区」の一つ。国民民主県連は独自候補者擁立に向け、公募を行っている。