
国民民主が横浜市議補選制す、地方選連勝で野党内「1強」鮮明「期待の重みかみしめる」
2025/02/10
国民民主党の地方選での勢いが止まらない。自民党市議の辞職に伴う横浜市議補選>>814が9日投開票され、国民民主新人が立憲民主党と日本維新の会、共産党の野党3候補を制して初当選を果たした。国民民主は1月の北九州市議選>>690などでも議席を獲得し、夏の参院選に向けて野党内での「1強」が鮮明になってきた。国民民主の連勝は他の野党内の路線対立も刺激しそうだ。
横浜市議補選は自民が候補者擁立を見送ったため、主要野党同士が争う「バトルロイヤル」の様相を呈した。立民は野田佳彦代表を、維新も前原誠司共同代表を現地に投入した。
政府・与党との政策協議や夏の参院選を控える中、国民民主が直近の地方選で連勝している意味は大きい。幹部の一人は所得税が発生する「年収103万円の壁」の引き上げなどの政策が有権者に浸透していると分析し、「どこに応援演説に行っても想像以上の反響だ。こんなに反応が良いのは、政権交代前の民主党以来だ」と驚く。国民民主を支える労組幹部も「手応えを感じる」と喜ぶ。
2025/02/10
国民民主党の地方選での勢いが止まらない。自民党市議の辞職に伴う横浜市議補選>>814が9日投開票され、国民民主新人が立憲民主党と日本維新の会、共産党の野党3候補を制して初当選を果たした。国民民主は1月の北九州市議選>>690などでも議席を獲得し、夏の参院選に向けて野党内での「1強」が鮮明になってきた。国民民主の連勝は他の野党内の路線対立も刺激しそうだ。
横浜市議補選は自民が候補者擁立を見送ったため、主要野党同士が争う「バトルロイヤル」の様相を呈した。立民は野田佳彦代表を、維新も前原誠司共同代表を現地に投入した。
政府・与党との政策協議や夏の参院選を控える中、国民民主が直近の地方選で連勝している意味は大きい。幹部の一人は所得税が発生する「年収103万円の壁」の引き上げなどの政策が有権者に浸透していると分析し、「どこに応援演説に行っても想像以上の反響だ。こんなに反応が良いのは、政権交代前の民主党以来だ」と驚く。国民民主を支える労組幹部も「手応えを感じる」と喜ぶ。
815 への返信コメント(4件)

>>815
他の野党は対照的だ。第三極の立ち位置を国民民主に奪われた維新は最下位に甘んじた。青柳仁士政調会長は10日、記者団に「今回の選挙一つをとって党勢が上向いているとか、下向いているとかは考えていない」と述べるにとどめた。
立民内には衝撃が走っており、旗幟(きし)を鮮明にすべきだとの意見も出始めた。自民、公明両党は衆院で過半数割れし、立民は「熟議と公開」を掲げて今国会に臨んでいるが、政権交代への迫力を欠く。国民民主や維新が進める政策ごとの与野党協議でも後れを取る。
党内には地方選での敗北や国会論戦での埋没は消極的な経済政策にあるとし、消費税減税を訴える🔻減税派が勢いを増す。野田氏ら主流派は財政規律を重んじており、路線対立に発展する可能性もある。
立民重鎮は「消費税減税とかふらふらしているから選挙に負ける。選挙で強い人はみんな財政規律派だ」と、党内の減税派を牽制(けんせい)した。
他の野党は対照的だ。第三極の立ち位置を国民民主に奪われた維新は最下位に甘んじた。青柳仁士政調会長は10日、記者団に「今回の選挙一つをとって党勢が上向いているとか、下向いているとかは考えていない」と述べるにとどめた。
立民内には衝撃が走っており、旗幟(きし)を鮮明にすべきだとの意見も出始めた。自民、公明両党は衆院で過半数割れし、立民は「熟議と公開」を掲げて今国会に臨んでいるが、政権交代への迫力を欠く。国民民主や維新が進める政策ごとの与野党協議でも後れを取る。
党内には地方選での敗北や国会論戦での埋没は消極的な経済政策にあるとし、消費税減税を訴える🔻減税派が勢いを増す。野田氏ら主流派は財政規律を重んじており、路線対立に発展する可能性もある。
立民重鎮は「消費税減税とかふらふらしているから選挙に負ける。選挙で強い人はみんな財政規律派だ」と、党内の減税派を牽制(けんせい)した。

>>815
「勝ったのは市民のSOS」国民・榛葉氏、横浜市議補選などでの勝利に触れ
2025年2月11日
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は11日の党大会>>828で、横浜市南区の市議補欠選挙などでの勝利を挙げ、「国民民主党が強いから勝ったのではない。市民や納税者のSOSだ。既存の与党は機能しない。『野党しっかりしてくれ』という国民の悲鳴だ」と述べた。
榛葉氏は、1月の大阪府茨木市議選や北九州市議選でも党勢を拡大したことに触れ、「皆さん喜びたいかもしれないが、勘違いしてはいけない」とくぎを刺した。夏の参院選などに向けて「『対決より解決』で強い日本を取り戻してほしいとの声をしっかりと受け止め、政策実現をするために一緒に頑張ろう」と呼びかけた。
「勝ったのは市民のSOS」国民・榛葉氏、横浜市議補選などでの勝利に触れ
2025年2月11日
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は11日の党大会>>828で、横浜市南区の市議補欠選挙などでの勝利を挙げ、「国民民主党が強いから勝ったのではない。市民や納税者のSOSだ。既存の与党は機能しない。『野党しっかりしてくれ』という国民の悲鳴だ」と述べた。
榛葉氏は、1月の大阪府茨木市議選や北九州市議選でも党勢を拡大したことに触れ、「皆さん喜びたいかもしれないが、勘違いしてはいけない」とくぎを刺した。夏の参院選などに向けて「『対決より解決』で強い日本を取り戻してほしいとの声をしっかりと受け止め、政策実現をするために一緒に頑張ろう」と呼びかけた。

>>852
もっとも、国民民主の地方組織は脆弱だ。参院選は衆院選に比べて選挙区が広く組織力が重要になる。現在も青森>>529、宮城、鳥取、佐賀の4県は党所属議員がおらず、令和7年度活動方針にも「空白県」の解消が盛り込まれた。こうした事情から当初は玉木氏も「1人区で勝ち切るには相当難しい」と慎重だった。
だが、看板政策の「年収103万円の壁」の引き上げなどが世論の支持を得て国民民主の政党支持率は底堅く推移しており、野党第1党の立民を上回ることも少なくない。北九州市議選や横浜市議補選>>815などでも議席を確保しており、支持は地方にも浸透しているとみて積極擁立に傾いた。
こうした国民民主の出方に与野党は神経をとがらせる。国民民主は立民や維新などと地方レベルでの候補者調整の余地は残すが、話し合いで解決しなければ野党同士の対決も辞さない構えだ。政策協議を続ける自民も国民民主との保守層の奪い合いに気をもむ。
もっとも、国民民主の地方組織は脆弱だ。参院選は衆院選に比べて選挙区が広く組織力が重要になる。現在も青森>>529、宮城、鳥取、佐賀の4県は党所属議員がおらず、令和7年度活動方針にも「空白県」の解消が盛り込まれた。こうした事情から当初は玉木氏も「1人区で勝ち切るには相当難しい」と慎重だった。
だが、看板政策の「年収103万円の壁」の引き上げなどが世論の支持を得て国民民主の政党支持率は底堅く推移しており、野党第1党の立民を上回ることも少なくない。北九州市議選や横浜市議補選>>815などでも議席を確保しており、支持は地方にも浸透しているとみて積極擁立に傾いた。
こうした国民民主の出方に与野党は神経をとがらせる。国民民主は立民や維新などと地方レベルでの候補者調整の余地は残すが、話し合いで解決しなければ野党同士の対決も辞さない構えだ。政策協議を続ける自民も国民民主との保守層の奪い合いに気をもむ。

>>864
1月の北九州市議選では擁立した2人が各選挙区でトップ当選。今月9日投開票の横浜市議補欠選挙でも公認した新人が立民、維新、共産党の候補を退けて勝利した>>815。これも国民民主の強気を後押ししている。
ただ、頼みとする世論の離反を招きかねない混乱も生じた。昨年12月に発表した「25年度税制改革と財源についての考え方」に金融所得課税強化>>790を明記したことに対し、インターネット上で問題視する投稿が続出。今月に入り、玉木氏が「私のミスだ。見逃していた」と述べるなど釈明に追われた。
独自路線を強める国民民主には他の野党に不満がくすぶる。立民の閣僚経験者は「ネットの意見に振り回されている」と皮肉った。
1月の北九州市議選では擁立した2人が各選挙区でトップ当選。今月9日投開票の横浜市議補欠選挙でも公認した新人が立民、維新、共産党の候補を退けて勝利した>>815。これも国民民主の強気を後押ししている。
ただ、頼みとする世論の離反を招きかねない混乱も生じた。昨年12月に発表した「25年度税制改革と財源についての考え方」に金融所得課税強化>>790を明記したことに対し、インターネット上で問題視する投稿が続出。今月に入り、玉木氏が「私のミスだ。見逃していた」と述べるなど釈明に追われた。
独自路線を強める国民民主には他の野党に不満がくすぶる。立民の閣僚経験者は「ネットの意見に振り回されている」と皮肉った。