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決め台詞は「出発進行」 元運転士女性が参院選の前哨戦制す
2025年2月10日
9日夜。当選が決まると、国民民主党新顔の熊本千尋氏(30)は「ここが終点ではありません。このあとすぐに発車準備をして、みなさんの声や思いを横浜市会に運ばなくてはなりません」と喜びをかみ締めた。
学生時代、地元の横須賀市から通学する途中、女性運転士の姿を見て、「制服姿がりりしくて、責任感があってかっこいい」とあこがれた。
大学卒業後は東京メトロで車掌や運転士として働いてきた。
当時、職場にいた女性は1割ほど。時短勤務制度はあるものの、子どもが大きくなって夜勤や宿泊勤務が始まると両立が難しくなり、退職してしまう女性社員もいた。
労働組合の青年女性委員として、そうした現場の女性の声を聞き、会社に伝えてきた。新しい社内制度ができたときは、「小さな声でも訴え続ければ変わるんだ」と手応えを感じた。
一方で、「困っている人の声を聞いて、よりよい街づくりに貢献していく仕事をしたい」と考えたのが、政治の道を志したきっかけだという。
決め台詞は「出発進行」 元運転士女性が参院選の前哨戦制す
2025年2月10日
9日夜。当選が決まると、国民民主党新顔の熊本千尋氏(30)は「ここが終点ではありません。このあとすぐに発車準備をして、みなさんの声や思いを横浜市会に運ばなくてはなりません」と喜びをかみ締めた。
学生時代、地元の横須賀市から通学する途中、女性運転士の姿を見て、「制服姿がりりしくて、責任感があってかっこいい」とあこがれた。
大学卒業後は東京メトロで車掌や運転士として働いてきた。
当時、職場にいた女性は1割ほど。時短勤務制度はあるものの、子どもが大きくなって夜勤や宿泊勤務が始まると両立が難しくなり、退職してしまう女性社員もいた。
労働組合の青年女性委員として、そうした現場の女性の声を聞き、会社に伝えてきた。新しい社内制度ができたときは、「小さな声でも訴え続ければ変わるんだ」と手応えを感じた。
一方で、「困っている人の声を聞いて、よりよい街づくりに貢献していく仕事をしたい」と考えたのが、政治の道を志したきっかけだという。