
>>852
もっとも、国民民主の地方組織は脆弱だ。参院選は衆院選に比べて選挙区が広く組織力が重要になる。現在も青森>>529、宮城、鳥取、佐賀の4県は党所属議員がおらず、令和7年度活動方針にも「空白県」の解消が盛り込まれた。こうした事情から当初は玉木氏も「1人区で勝ち切るには相当難しい」と慎重だった。
だが、看板政策の「年収103万円の壁」の引き上げなどが世論の支持を得て国民民主の政党支持率は底堅く推移しており、野党第1党の立民を上回ることも少なくない。北九州市議選や横浜市議補選>>815などでも議席を確保しており、支持は地方にも浸透しているとみて積極擁立に傾いた。
こうした国民民主の出方に与野党は神経をとがらせる。国民民主は立民や維新などと地方レベルでの候補者調整の余地は残すが、話し合いで解決しなければ野党同士の対決も辞さない構えだ。政策協議を続ける自民も国民民主との保守層の奪い合いに気をもむ。
もっとも、国民民主の地方組織は脆弱だ。参院選は衆院選に比べて選挙区が広く組織力が重要になる。現在も青森>>529、宮城、鳥取、佐賀の4県は党所属議員がおらず、令和7年度活動方針にも「空白県」の解消が盛り込まれた。こうした事情から当初は玉木氏も「1人区で勝ち切るには相当難しい」と慎重だった。
だが、看板政策の「年収103万円の壁」の引き上げなどが世論の支持を得て国民民主の政党支持率は底堅く推移しており、野党第1党の立民を上回ることも少なくない。北九州市議選や横浜市議補選>>815などでも議席を確保しており、支持は地方にも浸透しているとみて積極擁立に傾いた。
こうした国民民主の出方に与野党は神経をとがらせる。国民民主は立民や維新などと地方レベルでの候補者調整の余地は残すが、話し合いで解決しなければ野党同士の対決も辞さない構えだ。政策協議を続ける自民も国民民主との保守層の奪い合いに気をもむ。