159 >>158 玉木氏が内閣改造を気にするのは、代表選と日程が重なれば世論の関心は政権に向かい党は埋没。党勢拡大の貴重なチャンスを失いかねないからだ。 玉木氏と伊藤孝恵参院議員が戦った20年12月の前回選は、新型コロナウイルス禍で街頭演説が行われず低調に終わった。共同通信の6月の世論調査で、国民民主の政党支持率は3・1%。衆院選をにらみ低迷から脱するためにも「今回こそ候補者の全国行脚を実施し、発信を強化したい」(若手議員)と意気込む。 とはいえ内閣改造と時期がかぶらなくても、無投票になれば一気に盛り上がりを欠くのは間違いない。党内では立候補が確実視される玉木氏の対抗馬として、国土交通相や外相を務めた論客の前原誠司代表代行に期待する向きがある。 ともに政策通を自任する両氏が相まみえる場合、活発な論争が展開されそうだ。だが政策実現を優先し「対決より解決」を唱え与党寄りとされる玉木氏に対し、前原氏はかねて日本維新の会との連携を重視し、一線を画す。関係者は「一騎打ちで主導権争いが激化し、混迷を招く事態だけは回避したい」と語る。 匿名さん2023/07/15 06:05