677 >>672 言うまでもないが労働組合の第一の役割は、賃上げなどで労働者の労働条件を改善することだ。労働者というとやや口幅ったい言い方になるが、要するに働く人の賃金や労働条件が向上しなければ、人々の生活は楽にならないし、一人一人が豊かな人生を送ることはできない。しかし、現在日本の労働者が置かれている環境は日に日に厳しくなっている。財界にとって有利な税制や制度が維持されていることもあり、企業の内部留保は膨らみ続け、高齢の社員の賃金や退職金はしっかり守られる一方で、若年層の賃金は上昇せず、非正規雇用の割合も上昇し続けている。これは日本の労働運動が本来の機能を果たせていないことの証と言わざるをえない。 このままでは連合は労働組合というよりも、今や昭和のレガシーとなりつつある正社員という既得権益を守るための利益団体に成り下がってしまう。それが自民党と組むことになれば、もはやそれは日本の労働運動の死を意味することになる。今こそ日本の労働運動の建て直しを真剣に考えなければ、国家100年の計を過つことになるのではないか。 匿名さん2023/10/10 18:21