597 >>595 もっとも、文科大臣補佐官と首相補佐官ではまったく格が違う。筆者は、官僚時代に総務大臣補佐官をやっているが、課長職相当だ。一方、首相補佐官は、事務次官以上だ。鈴木氏は、専門性を生かして文科行政を行ったが、その後は政界復帰することなく、学会に身を置いている。 矢田氏はどうなるだろうか。自民党にくら替えして政界復帰する可能性もなくはないだろう。それとも国民民主党でまた政界復帰するかもしれない。その場合、自民党と国民民主党の連立の可能性もある。 もちろん、政界復帰しないこともある。いずれにしても、今回の人事に対し国民民主党はエールを送っており、自民党も歓迎していることから、矢田氏は両党の架け橋を期待されているかのようだ。岸田首相は矢田氏を「賃金・雇用担当補佐官」に任命したので、国民民主党が掲げる「給料を上げる」政策そのものであり、疑似的政策連立にもなっているとみてもいい。 この人事でビックリ仰天したのは、公明党と立憲民主党、連合だろう。有能な人材が引き抜かれてしまった。地味であまり目立たないが、岸田首相も玄人好みのなかなかエグい人事を行うものだ。 匿名さん2023/09/27 07:37